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広島牡蠣視察〜食農コーディネーター活動〜フードロスに繋がる海のものと山のもの循環と共存関係~

広島牡蠣視察〜食農コーディネーター活動〜フードロスに繋がる海のものと山のもの循環と共存関係~

広島食農コーディネーター下山千津子です。

食農研修として、水産業の牡蠣の養殖についての学びでした。

会場は水産振興センターです。初めての訪問でした。
無料のプチ水族館が併設されていて、クイズ形式で魚の不思議発見で、
楽しむことが出来ます。
小さなお子様と一緒に楽しめるスポットでした。

広島特産品と言えば牡蠣ですが、よく考えると
牡蠣の養殖、育成、出荷に至るまでの経緯については全くの無知でした。
牡蠣が私達の食卓に並ぶまでには、
なんと!2年間という歳月を経ていることを初めて知りました!

しかも沢山の産者様の膨大な手間暇がかけられている事を学びました。
牡蠣の成長に合わせて、育ちやすいスペースに入れ替えしたり、海域を変えていきます。
いわゆる牡蠣の成長に合わせて、その時期に合わせてお引越しを繰り返していく工程が
1回では済まないことに驚きました。
すごく大変な重労働の作業工程を繰り返し、牡蠣を養殖されています。

最後は、牡蠣打ちで、牡蠣の実を一つ一つパッケージしていきます。
改めて牡蠣を味わって頂きたいと思いました。

また、スーパーで売られている牡蠣の表示に、
加熱用、生食用に不思議を抱いた方もいらっしゃると思います。
この意味を再確認出来たことで、今後の調理方法に工夫を加えてみたいと思います。

広島の恵まれた海域を活用した牡蠣の養殖や生育には、海水温が非常に大切な条件となり、
その海水温は、牡蠣の生育に必要なプランクトンにも影響を与えているそうです。

海水温の上昇は、その年の雨量にも比例しています。
今年の雨量は少なく、牡蠣の生育に影響を与えているとのこでした。

地球環境温暖化に関係する学びの中で
地球温暖化対策の一つにsdgs12番のフードロスが挙げられています。

食農コーディネーターの研修を通して、野菜の生産者のフードロス問題を知りました。
現在、フードロス削減対策活動を微力ながら取り組んでいます。

生産者と消費者をつなぎ地産地消を応援することは、フードロス削減対策にも繋がり、
地球温暖化にも貢献できるのではとも考えます。

前回研修先のかじやま農園さんが言われていたことを思い出します。
海のものの栄養を土地に与えることで、農作物がより元気に育つこと。

さつまいもの芋ほり研修と、牡蠣の養殖研修を経て、
改めて、山と海の食べ物の循環と共存関係の面白さを感じました。

フードロスは地球温暖化に大きな影響力を及ぼしているからこそ、
日々の一人一人の食の在り方を見直していくことの必要性を痛感しています。

食農コーディネーターレポート続きます。

Chizu イートクリエイションズ代表下山千津子

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