お正月の食卓がもっと特別に!記憶に残る食卓を作るのはあなたの料理と心遣いで!お正月テーブルコーディネート&正月飾り実習
広島食空間おもてなしプロデューサー&料理教室Chizu主宰下山千津子です。
今年最後の学校の授業のテーマは、お正月でした。
12月上旬から、しめ縄アレンジメントの作品が沢山完成していました。
一部ご紹介します。
しめ縄と松、飾り、そして一枚の正方形の白い和紙が材料です。
限られた材料で、どのような作品に仕上げていくかが、一人一人のセンスです。
締め飾りアレンジの見本は無いに等しい中、学生さん達が初めての体験にもかかわらず、
様々なデザインを作り上げてくれます。
白い正方形の和紙が、扇の形にしたり、紙垂(かみしで)(垂れ下がる白い紙のデザイン)。
紙垂とは、清浄な場を示す為の物。神が君臨する為の目印とも言われています。
次世代の学生たちの感性に毎回感動をもらいます。
お正月テーブルコーディネートセッティングにも楽しんで取り掛かってくれるようになりました。
現代は、一緒に囲むお正月のスタイルも様々ですが、
家族と囲むお正月、次回はもっと温かく、もっと心に響く時間を!
お料理と共に迎える最高の年始を意識してもらえるきっかけにして欲しい。
デザインしたしめ縄アレンジですが、飾る日に相応しくない日があります。
12月29日と31日です。
詳しく説明すると、
しめ縄は、お正月の準備の開始日とされる「すす払いの日」である12月13日以降であれば、基本的にいつ飾っても問題ありません。
学生さん達にとっては、まったく知らなった情報で、「そうなんだ!」
縁起の悪い日として避けることが多い日もあるので注意が必要で、
先ずは、しめ縄を飾るのに適した日としては、
12月28日:末広がりを意味する「八」が入っているため、縁起が良いとされています。
一方、避けるべき日としては、
12月29日:「二重苦」「苦」とも読めるため縁起が悪いとされています。
12月31日:「一夜飾り」とされ、年神様に対して誠意を欠く行為とされています。
「その日以外に飾るね!」
「今年は、自分の作ったしめ縄だから嬉しいなあ!」
学生さん達の嬉しいメッセージが聞こえてきます!
日本のお正月の過ごし方を次世代につなぎ、日本の食文化を大切に守り続けていきたいですね。
さて次は、Chizu健康美料理教室でのお正月テーブルコーディネートと料理レポートです。
Chizuイートクリエイションズ代表下山千津子