生涯役立つ食事マナー「和食」講座~ひな祭り会~開催
広島食空間コーディネーター&マナー研修講師下山千津子です。
食を楽しむテーブルマナー3月講座を日本料理山櫻様で開催しました。
テーマは「和食マナー」。
日本では、一部の器を除いて、手に持って食べる独特の文化があります。
日本人は、なぜ器をもって食べるのでしょうか?
「確かに!あまり考えたことない。」
そんなお声をお聞きすることが多いです。
器を綺麗に持って、お箸を上手に使い食べ物を口に運ぶ
一連の所作を優雅にこなす人は
はたから見ていても品位を感じます。
それは西洋人にはけっして真似のできない美しい所作。
日本に生まれ育った私たちは、和食のマナーを大切にし、身に付けたいものです。
さて、器を持つ日本独特の食文化の背景についてですが、
所説色々あります。
一つに、
日本食は器を持った方が食べやすいという説「懐石料理」を思い出して下さい。
低いお膳の前に座って食べるイメージがあると思います。
その場合どうしても食器から口もとの距離が遠くなります。
更には、お箸で摘まんで食べ物を運ぶのが難しくなってしまいます。
それを補うために「器を持つ」という動作が生まれたそうです。
もう一つに、
もともと農耕民族であった日本人は、お米を主食として
食文化をささえてきた背景があります。
お米を大切に食べるという敬いの気持ちが根付いています。
食べ物を上に持ち上げることで、感謝の気持ちを表した。
という所説もあります。
まさに日本人らしい繊細な考え方を持つ食文化の証なのかなと考えます。
日本の素晴らしい食・文化を次世代に繋げていくことが出来ますね。
マナー講座は、毎月第一木曜日、飲食店会場で開催しています。
OL様対象のスキルアップマナー講座や、
各種団体・企業様のコミュケーション講座等も個別に対応しています。
お気軽に問い合わせください。
chizuイートクリエイションズ代表下山千津子