広島の魅力を詰め込んだ巻き寿司レシピを提案~「広島菜漬け巻き」旨味を日本酒に合わせて~
広島料理研究家&食空間コーディネーター&マナー講師の下山千津子です。
私は広島市認定の食農コーディネーターとして、生産者と消費者を繋ぐ活動を行っています。
今回、食農フォローアップ研修で「広島菜漬け」の収穫と荒漬けについて学び、
実際に本漬けされた広島菜漬けを頂く貴重な機会に恵まれました。
自分が関わった食材は、いつも以上に美味しさを感じます。
その広島菜漬けを活かし、ひな祭りの食卓にぴったりな一品「広島菜漬け巻き」をご紹介します。
◆ひな祭りにぴったり!広島菜漬け巻き
巻き寿司の海苔を広島菜漬けに代用し、ご飯と具材を巻いた一品です。
広島菜漬けの鮮やかな緑が食卓を華やかに彩り、目先が変わって日本酒の締めにもおすすめです。
「日本酒の締めにいいねえ!」と褒められると、やはり嬉しいものです。
◎ご飯のアレンジ
寿司飯はもちろん、ごま油と塩少々を加えたキンパ風にしても楽しめます。
◎今回の具材
・広島のますやみその「ちりめん味噌」
・おかか
・広島菜漬けの茎の部分
広島菜漬けを余すことなく活用し、風味豊かで贅沢な味わいに仕上げています。
◆アレンジ無限大!巻き寿司の楽しみ方
巻き寿司は具材を変えるだけで、さまざまな味わいが楽しめるのが魅力です。
・お子様向けに卵焼きをプラス
・さっぱり感を求めるなら梅干しや赤紫蘇を加えて
家庭にある食材を活用して、自由自在にアレンジできるのも巻き寿司の醍醐味ですね。
◆地産地消の魅力を伝えたい
広島菜漬けは広島が誇る伝統の味。
生産者の想いが込められた地元食材を大切にし、その美味しさを多くの方に伝えていくことが、
私の使命だと感じています。
収穫から荒漬けまで関わることで、食材への愛着がより深まり、広島の恵みに感謝の気持ちが湧き上がります。
これからも地産地消を応援し、広島ならではの食の楽しみ方を発信していきます。
Chizuイートクリエイションズ代表 下山千津子